資料1 ウミネコ保護要望書の内容
日高高校生物部鳥類班では昭和45年度より日高群沿岸のウミネコを調査してきました。その結果由良町白崎及び立巌付近に歯11月頃飛来し4月、5月に約400羽に達し、47年頃より立巌及び白崎南岸壁(立巌側)上に集団営巣し7月末幼鳥とともに去ってゆくことがわかり営巣地の保護の重要性が明らかになりました。すなわち
- 表日本太平洋側唯一の集団営巣地である。
- 集団営巣地は島が多いが陸続きである。
- 美浜町弁天島の環境悪化に変わり白崎の採石停止に伴う環境条件の好転が営巣地移転の原因と考えられ生態学上重要である。
- 白崎の採石場跡に大きい水溜りがありウミネコの水浴び場となり、いつも数十羽群がり生態観察上、風致上重要である。
以上の点からウミネコの保護対策として
- 白崎採石場跡の水溜り付近への諸車の乗り入れを早急に厳禁していただきたい。
- 白崎南岸壁に登ることを禁止していただきたい。
- ウミネコ営巣地付近を鳥獣保護区に指定していただくようご配慮願いたい。
の三点を提案し調査データを添えて要望します。
調査データは下記リンク「美浜町・由良町のウミネコ数」からご覧下さい。
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更新日:2023年06月15日