市長メッセージ(令和8年7月)
『備えなし』が6割。 今すぐ始める防災チェック!
先般、市内1,000名の皆さんを対象に実施した「地域福祉に関する市民意識調査」(回答率47%)において、約6割(58.5%)の方が「災害時の備えができていない」と回答されており、私はこの調査結果を重く受け止め、皆さんには改めて危機意識の共有をお願いします。
私は、市政運営の最も大切な目標(一丁目一番地)として「災害による犠牲者ゼロ」を掲げています。この目標を達成するためには、行政の対策とともに、市民一人ひとりの備えが不可欠です。 今年も本格的な台風シーズンを迎えています。先月には台風6号の影響で本県に線状降水帯が発生し、古座川町で大きな被害が出ました。
気象庁は5月末から、災害の危険度を5段階で分かりやすく伝える「新防災情報」の運用を開始しました。本市においても、この情報に基づいた適切な避難行動を促すべく、職員への研修を実施しました。
また、南海トラフ地震への備えも待ったなしの課題です。昨年7月のカムチャツカ半島沖地震による津波警報の際、本市では市内全域に避難指示を発令し、約700名もの方が避難されました。これは東日本大震災時の約3.6倍にあたります。皆さんの防災意識が確実に高まっていることを、大変心強く感じております。
しかし、いざという時、人間には『正常性バイアス』という心理が働き、無意識に『自分だけは大丈夫』と自分の安全を過大評価してしまいます。どうか、その思い込みに惑わされず、冷静な判断をしてください。
7月18日は、昭和28年に本市に甚大な被害をもたらした「7.18水害(紀州大水害)」の日です。この日を機に、洪水・土砂災害、津波、ため池などのハザードマップを広げ、自宅から避難場所までの経路を具体的に確認してください。大切な命を守るためには、「いつ」「どこに」逃げるかの準備が重要です。状況に応じ、以下の避難方法をあらかじめ決めておいてください。
1.垂直避難:自宅の2階など、より高い場所へ移動
2.分散避難:安全な親戚や知人の家へ移動
3.車 中 泊:避難所までの移動が困難な場合
4.避難所への避難:行政が指定する避難施設へ向かう
これらにあわせて、家具の固定、非常用持出袋の準備、水・食料品の備蓄、そしてカセットコンロ・携帯ラジオ・簡易トイレといった防災グッズのチェックも必ず行ってください。
近年、気候変動の影響により、局地的かつ集中的な豪雨や想定外の風水害が頻繁に起きています。災害は、忘れた頃にやってくるのではなく、「忘れる間もなくやってくる」時代です。
どうか皆さん、ご自身の命そして大切な人の命を守るため、今すぐ備えの確認をお願いします。
御坊市長 ![]()

















更新日:2026年07月27日