市長メッセージ(令和5年10月)

更新日:2023年10月23日

スポーツの秋、健康づくりをはじめましょう!

 この原稿を書いている最中、敬老の日を前に100歳のお誕生日を迎えられた方へのお祝い訪問をさせてもらいました。本市には、100歳以上の方が20名以上おられ、大変嬉しく思っています。 
 また先月、4年ぶりに御坊市民総合体育大会を開催したところ、大変多くの市民の皆さんにご参加いただきました。
 人生100年時代―健康づくりが重要であり、高齢期をお元気に過ごすことが本人だけではなく、家族はもちろん、社会にとっても大変、重要な意義があります。
 それは、どういうことかと言いますと、日常生活を問題なく送れる期間を「健康寿命」と呼んでおり、県が発表した直近データによると、本市の健康寿命は男性が78.64歳、女性は83.26歳になっています。片や平均寿命は男性が80.43歳、女性が87.45歳となっており、この健康寿命と平均寿命の差が寝たきりや介護が必要な期間になるということで高齢化が進展する我が国では、この期間をできるだけ短くすることが課題となっており、本市でも同様のことが言えます。
 これから、団塊世代である多くの方が後期高齢者となっていき、本市でも益々高齢化が進展していきます。また生産年齢人口も減少していく中で、これからは一人でも多くの元気に働ける高齢者が社会を支えるために必要となると考えています。
 それを実現するための、まず第一歩が健康づくりです。そのきっかけづくりとして「健康さんぽ」や「防災さんぽ」の取り組みを始めました。
 令和3年度から「歩いて得する!健康づくり事業」として、市民の皆さんが気軽に散歩できるようコース整備を行っています。第一弾として野口地区に整備した「せせらぎコース」、そして第二弾では、御坊駅周辺の歩道を利用した一周3キロメートルの「御坊駅周回コース」を整備しました。歩道500メートル毎に目印を表示しているので、ご自身のペースで運動に取り組んでいただくことができます。ぜひ、お気軽にご利用ください。
 また今年度は、緑豊かな御坊総合運動公園に第三弾のお散歩コースを整備中です。今月、お披露目予定なので、こちらも乞うご期待ください。
 また昨年、紹介しました市役所の健康づくりワーキングチームが健康づくりのきっかけとして、庁舎階段の各階踊り場の壁に「宮子姫伝説」をわかりやすく掲示しており、1階から5階まで階段を上りながら読み進むとストーリーがよくわかるようになっています。
 現在、使用している庁舎は、新庁舎移転のため、年末までの使用となっています。かわいいイラスト入りなので、ぜひ散歩がてら市役所にお越しいただければと思います。

御坊市長