セルフメディケーションについて

更新日:2023年06月19日

セルフメディケーションについて

 平均寿命が長くなっていく現代において、若いうちから健康を維持し、年齢を重ねても元気に過ごすことが重要となっています。

 その中で、自分の健康に関心を持ち、管理し、維持増進に努める『セルフケア』の考え方が注目されています。

『セルフケア』と『セルフメディケーション』

『セルフケア』とは【自分の体を自分で守る】こと。

 たとえば、健診を受けてその結果から自分の健康状態を把握する。

      外出後の手洗いやうがい・マスクの着用等衛生管理を行う。

      適度な運動・バランスの取れた食事・十分な睡眠と休息を心がける。

 日頃から健康を意識することで健康寿命(元気に過ごす年月)を延ばし、また、体の不調の発見にも早期に気づくことが出来ます。

 セルフケアを行うことにより健康寿命が延びれば、疾患等により医療機関を受診する機会が減少して、その結果として医療費の増加を抑制されることから、健康保険においても推進しています。

『セルフメディケーション』とは【自分の健康に責任を持って、軽度な不調は自分で手当てをする】こと。

 たとえば、風邪のひきはじめに風邪薬を飲む。

      小さな傷は消毒してばんそうこうを貼る。

      なんとなく感じる不調にビタミン剤を飲む。

 セルフケアを行っていく中で生じた軽い不調に対して、健康に関する正しい情報を基にOTC医薬品(一般に普及されている市販薬)を利用することで、症状が悪化するよりも早く、手軽に対処することが出来ます。

 お薬には成分の重複や相互作用に気をつけることで、かかりつけ薬局等で薬剤師からアドバイスを受ける時や医療機関を受診する際に役立ちます。

 また、OTC医薬品などを使用しても症状が十分に改善しない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

健康で健やかな毎日のために、セルフメディケーションの習慣をつけましょう

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