今月の市長メッセージ(令和7年5月)
4月から市役所の組織が変わりました!
あわせて働き方改革も!
緑照り映える季節になり、野口の日高川ゴルフ場、みーやちゃんの新しい遊具が完成した御坊総合運動公園も、これからの時期が最高です。
さて、この4月から市役所の組織を変更しました。市民の皆様には、課の名前が変わり、担当している事務もそれに伴い変更しましたので、ご不便をおかけすることになります。
組織改編を行った理由は、まず、現行組織は平成18年、20年に行った行政改革での改編により、その時々の行政課題に対応するように組織の見直しを行ってきましたが、現在の社会情勢や行政需要に対して柔軟に対応するのが困難となっており、その結果、新たな業務に対する受け入れ態勢等が不十分な状況や、新たな事業についても活発な動きがみられない状態だと感じていたからです。
このような問題を解決するためには、組織の活性化が必要となります。昨年、新設しました情報化・イノベーション推進室を中心とした行政組織検討委員会で検討を進め、昨年12月に組織改編を決定したところです。
今回の改編では、意思決定をこれまでよりも早くし、住民ニーズに対応できるように部の数を3部から5部へと増設し、あわせて業務の効率化を図るために、国の各省庁や県の組織改編の状況にあわせて15課を13課に再編するとともに、教育委員会の2課を1課に、水道事務所と下水道事務所も統合しました。詳しい内容は、広報4月号で紹介しています。
また、今回の改編とあわせて、働き方改革も行ってまいります。
なぜ、「働き方改革」なのか?まずは、市役所内の慢性的な残業、長時間労働を改善するためです。次に、2040年には、自治体においても、人手不足が深刻化し、貴重な人材を確保できなくなることが予想されているからです。働き方改革を行うためには、市役所全体の業務量を把握し、課、部単位での仕事量をそれぞれ適材適所に割り振り、人員が足りない場合は、課内で調整する。それでも足りない場合は、課や部を超えた人員配置を一時的に行っていく。また、業務量だけではなく、あわせて時差出勤(フレックスタイム制)、窓口時間の短縮、休暇制度(育休・看護等)等やれることはどんどん検討していきたいと思っています。市役所が、ワークライフバランスの取れた魅力ある職場になることで、人材確保につながっていくと考えています。
御坊市長
更新日:2025年04月28日