消火器の破裂事故にご注意ください!
令和3年5月、兵庫県姫路市において、火災の際に使用した点検未実施の消火器(1989年製造)が破裂し、初期消火を行っていた従業員が負傷する事故が発生しました。また、昨年には、愛知県名古屋市においても、初期消火を行っていた従業員が負傷する同様の事故が発生しているところです。
消火器は火災時の消火に有効なものですが、容器に錆や変形があったり、老朽化した消火器などは、重大な事故が発生するおそれがあり注意が必要です。
消火器の維持管理について
屋外や水の掛かる場所、湿気の多い場所は消火器の劣化を早める原因となりますので、そのような場所への設置は避けてください。
消火器の状態を確認して、腐食が進んでいたり、著しい錆やへこみ等がある場合は使用せず廃棄処分しましょう。
使用期限を過ぎたものについては、錆びやへこみ等がなくても交換することをおすすめします。
消火器の廃棄は窓口となる「特定窓口」(消火器販売店等)または「指定引取場所」(メーカー営業所等)へお持ちください。
お近くの窓口は消火器リサイクル推進センターのホームページでご確認できます。
旧規格の消火器は交換が必要です。
消防法令に基づいて消火器の設置が義務付けられている防火対象物で、2011年1月1日の規格省令改正により既に型式が失効している消火器を継続的に設置できるのは2021年12月31日までです。2022年1月1日以降は、型式が失効した消火器の設置は認められなくなりますので、早めの交換をお願いします。
なお、消防法令に基づいて設置されている消火器は点検と消防への報告が義務づけられています。
御坊市 消防本部
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和歌山県御坊市湯川町財部221番地1
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更新日:2023年06月07日