マニア向け観光スポット

更新日:2023年06月15日

安珍・清姫に関する史跡
 安珍・清姫伝説にまつわる史跡は、道成寺だけでなく御坊市内にもあるのですが、あまり知られていません。安珍を追いかけてきた清姫は、御坊市に入り休息を取った時に腰掛けたと言われている石(清姫腰掛石)と、草履を脱ぎ捨て松の木に引っ掛けたと言われている松の木があった場所には清姫草履塚が、また蛇になって安珍を焼き殺したあと身を投げたと言われている場所には、蛇塚があります。

清姫腰掛石
御坊市名田町楠井

清姫草履塚
御坊市名田町野島(祓井戸)

蛇塚
御坊市藤田町吉田

霊験あらたかな場所
 信仰深い人にお勧めな散策コースが市内に2ヵ所あります。88ヶ所巡りと33ヶ所巡りで、それぞれ88体と33体の石仏が祀られています。88ヶ所巡りは、四国の霊場88ヶ寺巡りのミニ版です。33ヶ所巡りは、西国33ヶ寺巡りのミニ版です。どちらも1時間もあれば一巡りできます。散歩を兼ねて一巡りしてみては。

88ヶ所巡り
 御坊市名田町野島(祓井戸)の観音山の中腹に四国の各霊場から持ち帰った石で作った石仏が88体祀られており、中風や頭痛に効果があると言われています。

 アクセス 御坊南海バス印南線の上祓井戸バス停から88ヶ所巡りの入り口まで徒歩約5分。

 駐車場なし。

33ヶ所巡り
 御坊市湯川町富安の鳳生寺の裏山には、西国33ヶ所のミニ版として33体の観音様が祀られています。(33体以外にも番外として6体祀られています。)
 アクセス JR御坊駅の北方約1キロメートル、徒歩約15分。

野鳥の楽園
 御坊市の中心部を流れている日高川河口付近の干潟では、たくさんの野鳥(165種の野鳥が確認されています。)を見ることができます。冬には鴨類をはじめいろんな渡り鳥が越冬に来ますが、時々コハクチョウ等の珍しい渡り鳥もやってきます。

カワセミ

オオヨシキリ

コチドリ

ホオジロ

野鳥の写真は、日本野鳥の会津野修一氏撮影

万葉の歌碑
 和歌山県内には万葉集に詠まれた名勝地が多くありますが、御坊市にも万葉集に詠まれた所が名田町野島の国道42号線沿いにあり、そこには現在歌碑が設置されています。

万葉の歌碑

万葉の歌碑

詠人  中皇命(なかつすめらみこと)

万葉の歌碑

万葉の歌碑

吾が欲りし 野島は見せつ 底深き 阿胡根の浦の 珠ぞひろはぬ

きれいな夕陽
 御坊市内には、和歌山の朝日・夕陽100選に選ばれた個所が2箇所ありますが、晴れた日の夕方一度貴方も壮大な自然の美しさを散歩がてら体験してみてはいかが。

御坊総合運動公園からの夕陽
 春と秋に運動公園の芝生広場(駐車場から登り左手)からは、日ノ岬から御坊発電所の間の紀伊水道に沈む夕陽がきれいに見えます。見頃は、9月初旬~10月初旬ごろです。

日の岬灯台沖に沈む夕陽

日の岬灯台沖に沈む夕陽

日ノ岬灯台沖に沈む夕陽

御坊発電所付近に沈む夕陽

御坊発電所付近に沈む夕陽

御坊発電所付近に沈む夕陽

日高川河口からの夕陽
 天田橋下流の河口付近からは、日高川河口に沈む夕陽がきれいに見えます。見頃は、12月下旬~1月下旬ごろです。

日高川河口に沈む瞬間の夕陽

日高川河口に沈む瞬間の夕陽

河口に沈む瞬間の夕陽

日高川河口に沈む少し前の夕陽

日高川河口に沈む少し前の夕陽

河口に沈む少し前の夕陽

お問い合わせ先

御坊市 産業建設部 商工振興課
〒644-8686
和歌山県御坊市薗350番地2
電話:0738-23-5531 ファックス:0738-23-5848
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