自殺対策
自殺対策の今
日本の自殺者数は、令和元年には2万人を下回りましたが、その後は増減を繰り返し、令和6年では19,549人となっています。(概数 厚生労働省人口動態統計)
全国の小中高生の自殺者数は増加傾向にあると言われており、令和6年における小中高生の自殺者数は529人となりました。(警察庁自殺統計原票データ)
和歌山県でも令和6年において140人の方が自殺により亡くなられており、その内訳は50歳代以上の方が多いものの、若年層の方も一定数見られます。(厚生労働省人口動態統計)
自殺対策の取り組み
こうした状況に対処するため、令和7年6月11日に自殺対策基本法の改正が公布され、令和8年4月1日から施行される予定となっています。
「自殺総合対策大網」(令和4年10月14日閣議決定)のもと「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して」啓発活動の推進と悩みを抱えた人の相談支援に取り組んでいます。
御坊市自殺対策計画
御坊市では、令和2年3月に「御坊市自殺対策計画」を策定しています。「誰も自殺に追い込まれることのない御坊市」の実現を目指し、総合的な自殺対策の取り組みを推進します。
困った時の相談方法・窓口
もしもあなたが悩みや不安を抱えて困っている時には、気軽に相談できる場所があります。電話相談やSNS相談等があるので、ご希望の窓口を選んで話しませんか?
厚生労働大臣メッセージ 皆様へ (PDFファイル: 403.2KB)
厚生労働大臣メッセージ 若い世代の皆様へ (PDFファイル: 405.4KB)
相談窓口 「まもろうよこころ」 (PDFファイル: 200.4KB)
周囲にいる人ができること
自殺に追い込まれることは誰にでも起こりえることであり、決して稀なことではありません。気づかぬうちにストレスや疲れがたまっている方が増えています。
最近元気がない、ミスが増えたなど、いつもと様子が違う方はあなたの周りにいませんか?
もし、そんな方がいたら、難しく考えず素直に、「元気がないけどどうしたの?」「最近眠れている?」など声をかけてみましょう。
周囲のサポートとして大切な要素は「気づき」「傾聴」「つなぎ」「見守り」の4つです。
自殺の危険を抱えた人々に周囲が気づき、寄り添うことで命を守ることができます。「孤立・孤独」を防いで支援することが重要です。
専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場でできることから進んで行動を起こしていくことが自殺対策につながります。
御坊市 福祉部 社会福祉課
〒644-8686
和歌山県御坊市薗350番地2
電話:0738-23-5508(援護)
0738-23-5520(障害福祉)
ファックス:0738-24-2390(課内共通)
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更新日:2025年09月05日