受動喫煙のない社会を目指して

更新日:2023年06月16日

受動喫煙をなくそう

受動喫煙とは?

自分の意志にかかわらず、他人が吸うタバコの煙を吸わされてしまうことです。

 たばこの煙には、喫煙者が吸う主流煙と、喫煙者が吐き出す呼出煙、たばこの先端から立ち上る副流煙があります。受動喫煙で吸い込んでしまう呼出煙や副流煙は、主流煙より発がん性物質などの有害物質が多く含まれています。

 

《主流煙と比べた副流煙中に含まれる有害物質》 (市販の紙巻きたばこ7種類で比較)

・ニコチン…2.8~19.6倍

・タール…1.2~10.1倍

・一酸化炭素…3.4~21.4倍

      (厚生労働省 e-ヘルスネット より)

※加熱式たばこの煙(蒸気)にも、ニコチンや発がん性物質は含まれています。

受動喫煙について

健康増進法が一部改正されました

 望まない受動喫煙の防止を強化するために、「健康増進法」が一部改正されました。

 この改正により、

学校・病院等は令和元年7月1日から敷地内禁煙

飲食店・職場等は令和2年4月1日から原則屋内禁煙

 が義務付けられています。

 施設の種類により、喫煙できる場所が決められています。喫煙できる場所には、掲示標識(下記「掲示標識一覧」を参照)を示すことが義務付けられています。

施設やお店に入る前に確認してみましょう。

 

掲示標識(例)

加熱式たばこについて

加熱式たばこの煙(蒸気)には、ニコチンや発がん性物質が含まれています! 

加熱式たばこは販売されて間もないこともあり、将来の健康への影響を予測することは困難です。しかし、加熱式たばこにも有害物質が含まれていることが分かっており、たばこ煙の三大有害成分(タール・ニコチン・一酸化炭素)は紙巻きたばこと比較して大差がないというデータが発表されています。(日本禁煙学会より)

 加熱式たばこの中には、煙が見えにくい商品もありますが、喫煙者が吐き出した煙には有害物質が含まれています。 更なる研究が必要ですが、他のたばこ製品と同様に受動喫煙対策が必要です。

 

世界禁煙デー(禁煙週間)

毎年5月31日は「世界禁煙デー」、5月31日から6月6日までは「禁煙週間」です。

世界禁煙デーは、禁煙しないことが一般的な社会習慣となることを目指し、世界保健機構が世界中の国々に呼びかけているものです。

厚生労働省では、世界禁煙デーから始まる1週間を「禁煙週間」と定め、禁煙及び受動喫煙防止の普及啓発を積極的に行っています。

御坊市では、禁煙週間に合わせて、市役所1階ロビーにて受動喫煙防止啓発のためのポスター掲示や呼びかけを行っています。

 

お問い合わせ先

御坊市 市民福祉部 健康福祉課
〒644-8686
和歌山県御坊市薗350番地2
電話:0738-23-5645 ファックス:0738-52-5108
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