岩内古墳群 1号墳・3号墳
名称:岩内古墳群1号墳・3号墳(いわうちこふんぐんいちごうふん・さんごうふん)
指定区別:県指定史跡
指定年月日:昭和54年6月9日(1号墳)、昭和55年2月14日(3号墳追加及び名称変更)
所在地等:岩内

岩内1号墳遠景

岩内1号墳近景

岩内3号墳
【昭和54年度発掘調査時の状況】

岩内3号墳
【昭和54年度発掘調査時の状況】
概要
岩内古墳群は、日高川河口から約2キロメートル上流の左岸丘陵に位置している。少なくとも9基の古墳が存在していたといわれているが、現在確認できるのは1号墳と3号墳のみである。
1号墳は、岩内字廣芝に所在する一辺が約19メートルの方墳で三方に周溝が廻り、内部に巨石を部材とした横穴式石室をもつ終末期古墳である。戦後まもなく発見・調査され、大刀や棺材漆片などが出土し、その後昭和54年度にも発掘調査が実施されている。有間皇子の墓ではないかとの説がある。
3号墳は、岩内字平田に所在する直径約28メートルの円墳で、周囲に幅約5メートルの周溝をもつ。昭和54年度に発掘調査され、内部主体として2基の割竹式木棺が確認され、多数の遺物が出土している。築造年代は古墳時代中期前半と考えられている。
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更新日:2023年06月15日